ビジネスで成功する人が誰も口にしない成功するための秘訣

いろんな方のビジネスを見て、またビジネスについてお話しさせていただいて常々思うことがあります。

それはビジネスで成功する人は、高い確率でとある秘訣を手にしているし、そしてそれを語りたがらないということです。語れないけれども、そこにある事実と捉えてもいいかもしれません。

もしかしたら、秘訣というといささか語弊があるかも知れませんが、上に上り詰めたものだけが知っている隠しようのない歴然たる事実と言ってもいいかもしれません。

今回はビジネスで成功する人が誰も口にしない成功するための秘訣について簡単にそしてわかりやすくお話ししていこうと思います。

成功の秘訣はたまたまそこにいること

多分、これを言ってしまうと元も子もない話になってしまうと思うのですが、今まで少なからぬ様々なタイプの経営者の方と縁あってお話しさせていただき、思うことがあります。

それは突き詰めて考えればビジネスの成功なんて実は「たまたまあたったに過ぎない」ということです。

もちろん異論もあるでしょう。

きちんと計算して戦略を立てて、計画的に進めていった結果努力して成功したという考え方もあります。

もちろんそれを否定しません。

ビジネスにはそういう側面がありますし、それを本人が努力と思っているかどうかは別として、一つのビジネスで成功するためには努力しなければ成り上がることはできません。

またしっかりと考えて準備をし戦略を立てる必要があります。これも事実です。

ただ、そういうことを全てひっくるめてわかった上で結論づけると、成功している経営者の方と話していると、どうしても「たまたまそこにいたから」ということに議論は行き着きます。

これを否定できる人は誰もいないでしょう。

 

もちろん、私もそうでしょう。

たまたまです。

ビジネスに百発百中はあり得ませんから私のビジネスを振り返ってみれば、ビジネスをしていく中で、よくわからないけれどたまたまタイミングが合い時代の流れとも一致し、本当運良くたまたまあたったに過ぎないと思います。

もちろんそれまで入念に計画して戦略を立てて進めてきたという自負はありますし、そうしたビジネスを営む上での基本的な計画があることが大前提になります。

ただビジネスをしていて大きく成功する瞬間というのは、とてもじゃないですが個人の努力や根性では引き寄せることはできません。

世の中には誰よりもものすごく努力していたり、普通の人よりも博識であってもビジネス的には成功していなかったり、うまくいっていないという方もいれば、対して努力もしていないのに、ものすごく大きく成功するという人もいらっしゃいます。

その瞬間、つまりは何かの流れが変わった瞬間にたまたまそこにいたに過ぎない、そう思うのです。

芽が出ていない状態からタネを巻き始め、世の中の動きがガラッと変わった瞬間にその場所にたまたま居合わせる。

実はこれが多くの成功者が語りたがらない成功の秘訣だったりします。

 

なぜ語りたがらないのかといえば、それが自分の実力だと思いたいからです。

努力や根性で頑張った結果、成功を引き寄せて自分の実力で富を手に入れた。

自分の実力だと思うことで自分が価値のある人間だと思いたい。才能があると思いたい。他の人と違う人間だということを主張したい。

多分そうです(私もそうです)。

でも全ての成功とまではいきませんが、成功という形のないものを振り返って俯瞰してみたとき、「たまたま」、「偶然」、という言葉が頭の片隅に必ずちらつきます。

巡り合わせという言葉を使うと品がいいかもしれません。巡り合わせ、それ以外に語るべき言葉を持たないのです。

もはや個人の力や個人の努力でどうこうできる問題ではないのです。

死ぬ気でやればなんでもできるというのは、ていのいい言葉にしか過ぎません。努力も大切でそれなしでは何事も成し遂げられませんが、それ以外に、もう一つ「運」や「巡り合わせ」という言葉でしか説明できない存在が、成功には少なからぬ影響を及ぼします(大きく影響しているということです)。

考えてみればすぐにわかります。

ビジネスなんて限られたパイの中で凌ぎを削りあっているのですから、努力や根性だけで結果が決まるのだとすれば、努力をした人だけが成功するという形になりますが(もしも、それだけで成功するのであればメチャクチャ努力します)、世の中はそんなに単純ではなく、大して努力もしていないのに、流れが変わった、ただそれだけで中身すっからかんのまま成功する方もいらっしゃいます。

そういう方とお話しする機会も過去ありましたが、なんというかお話をさせていただいて、なんでこの人がここまでの成功を手にすることができたのだろうと不思議に思うことがあります。

中には本当に何も考えないでいて、たまたまそこに居合わせたからというだけの人もいますから(ただ、例外なく消えていきます)。たまたまそこに居合わせること、それも実力だと捉えるなら、それも否定しません。

ただ、語弊を恐れずにいえば、そういった人よりも努力をしている方なんてごまんといるし、たまたま選ばれた、たまたまそこにいたから運良く当たったとしか思えないのです(もちろん一定の努力をしていることも多いです)。

つまりラッキーパンチですね。適当に拳を振りかざしていたらたまたま掴むことができた。

ただそういう方に限って、権威づけようと自己を主張したがりますから、努力をしたからとかそういう言葉を使ってそこ彼処に吹聴したがります(本当はたまたま居合わせただけなのに)。

メディアも面白いので、食いつき時代の寵児としてもてはやします。

そしてそういった事実とは乖離した情報がメディアを席巻し、いつの間にか真実のようなものとして誤解して語り継がれていく・・・世の中は本当にひどいなと思います。

いずれにせよ、メディアの言っていることはあまり間に受けて信じないほうがいいですね。

これだけ情報で溢れかえっていながらも、本当の答えは、自分自身が経験することでしか手に入れることができません。

皮肉な話ですが・・・。

 

じゃあたまたまそこにいるためにはどうすればいいのか。

時流を読みタネを巻き続けることです。

ただタネを巻き続けるだけではありません。

時代性などの時流を読んだ上で、当たりそうな場所に、勢いのある場所にタネを巻き続けるのです。

わかりやすくいえば時代の波に乗る。

ビジネスの成功の秘訣は、時流を読んで、まだ日の目を浴びていない時に日の芽を浴びていない分野で、タネを巻いておき、大きく流れが変わった時にたまたまそこに出くわす。

お金の匂いやお金の流れを読み、溢れる場所に身をおく。

それが成功の秘訣だし成功の真理だと私は思います。

世の中の成功者はこんなこと絶対に語りたがりませんけれどね。

 

ちなみに一般社会ではモノを奪い合ったり、取り合ったりするのは法律違反ですが、ビジネスの世界では限りあるパイを奪い合ったり、取り合ったりし、より多くの成果を残せたものが英雄扱いされるようになります。

つまり一般社会とビジネスの世界でいう道徳倫理は全く別物だと捉えたり考えたりする必要があります。

昔は戦争というモノを繰り返し、奪い合っていましたが、現代ではそれがビジネスという営みに置き換えられただけなのかもしれません。

そう考えると、本質的な部分での人の営みというのは今も昔も変わっていないのだなと思うし、おそらくこれからも変わらないんだろうとなと思う次第です。

これはまた別の話ですが・・・。

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