なんだか世の中がややこしくなりすぎている気がします。
多分、数多くのメディア(媒体)が、商業的な力によって私たちを混乱させているからなのでしょう。
今の時代、あらゆる情報に対してすぐにアクセスできますし、人々が気になることやトレンドなどの表層的なものはデータの蓄積によって可視化する事ができますからそれが余計人々を迷わせているのかもしれません。
ただ、私のブログを読んでいる方は、一見すると複雑と思えるようなことでもあらゆることには原理原則といえるべきものがあり、それはいつもシンプルだということを覚えておいてください。
そして、いずれの媒体(メディア)も情報を複雑に絡み合わせ新たなムーブメントをつくろうと躍起になっていますが、原理原則というべき基本となるものを学べば、あらゆることは後からついてくるものだと思ってください。
突き詰めると基本となる軸のようなものをまずは徹底して学び、それさえきちんととらえることができれば、それを取り巻くあらゆるものが必要かどうか、今の自分に必要かどうかが判断できるようになり、いらないものは一時的に捨て、必要になった時には取り入れると言ったような、情報の取捨選択ができるようになります。
いつの時代も、原理原則はとてもシンプル
以前も書きましたがSEOに至っても原理原則は非常にシンプルです。
SEOは検索エンジンに対して、「それを探している人が欲しい情報はここにあるよ」「このコンテンツは他と比べて優れているよ」とコンテンツ(情報)のありかを指し示す一連の仕組みのことを言いますが、突き詰めて言えばユーザーの役に立つコンテンツであるということを前提とした上で、「キーワード」がある程度含まれていて、「シンプル」で明快、「無駄がなく」きちんと「情報が整理」されている。
それだけおさえておけば、そしてそういうコンテンツをつくり続けていれば問題ありません(SEOはGoogleに対して情報のありかを示す仕組みのことです。言葉では簡単にいうものの、多くの人にとってはそれが難しいのだけれども)。
そして一定のルールに従って、ただひたすらにコンテンツをつくり続ける、そうしたことの積み重ねによってはじめて検索アルゴリズムに評価されるものだと思ってください。
今の時代、それに付随する情報が嘘も本当も含めて山のようにありますが、ただそれだけを徹底して守り実行し続ければ大抵ある程度のところまではいけます。
まことしやかに囁かれている派手に見える小手先のテクニックは、ファッションでいう流行のようなモノで誰かが作り上げたモノで長くは続かず必ず流れていくので必要ありません(これは経験則です)。
SEOの観点から言えば、もちろんモノによってはある程度のコンテンツボリュームが必要になったり、専門的な知識が必要になったりしますが、基本は非常にシンプルなモノだと思ってください。
各々がユーザーの役に立つコンテンツをつくるという基本軸をもとに、ユーザーが検索するときに使う言葉がコンテンツにある程度含まれていて(またはそれを匂わすもの)、内容がシンプルで明快で、ユーザーが求めている情報に素早くアクセスできるように情報がきちんと整理されている。
それだけでOKです。
そのルールを徹底して守り続け、ただひたすらに、虎視眈々とコンテンツを投下し続け、作り続けることで一定の評価を得ることができます。
複雑で難しいものは何も必要ありません。
まずはルールに則りただひたすらに「道」から外れないように努力すること。派手なモノには目をくれず、それが今のトレンドだと言われようが下手にハズすことを覚えず、基本となるものをただひたすら体に落とし込む。
世の中にある一見すると難しく感じさせる何かは、基本を軸とした上で派生した「何か」にすぎず、基本を知ることなしにそれらは必要ないし、知る必要はありません。
主役はコンテンツ。隠し味は主張してはならない。
そのコンテンツが多くの人々にとって正しいモノであれば、一つのキーワードで検索順位を上げたり、それに付随するワードを拾ってくる事ができます(正しいコンテンツとは何かまで触れると話がややこしくなりますし、長くなるのでここでは割愛させていただきます)。
もちろん結果が出しづらい領域だったり、個人では決して踏み込んではいけない領域というものもありますが基本的には以上の簡単な、誰もが理解できることをひたすら実践するだけである程度の結果を掴み取ることはできます。
SEOは一見難しいように感じ、とっつきにくい部分もありますが、原理原則は非常にシンプルで本質的には余計なものは必要ないのです。
何度もいうように、料理でいう隠し味のようなものですからコンテンツのありかをわかりやすく示すモノに過ぎないのです(余談ですが、たまに化学調味料たっぷりのコンテンツに出会いますが、胃もたれしてしまいます)。
>>>SEOはコンテンツの味を整える調味料のようなもの。役に立つコンテンツを作成することが高みに昇る術
もちろんそうした複雑な情報が必要ないと言っているわけではありません。
基本を押さえた上で、ある程度結果を出してからそこからレベルアップするためには、その先にある小難しい情報を取り入れるフェーズに突入する必要があるし、そうしなければなりませんが、ご飯を食べていく程度であれば基本的な仕組みさえ間違えなければ問題ありません。
つまりまずは基本を押さえることを最優先とするべきで、余計なものはある程度結果を出し、経験したり、自分のものとして血や肉として情報を蓄積する中で取捨選択していけばいいのです。
小難しく感じさせる何かは、高い確率で商業的な何かが動いていると思ってもらって問題ないと思います。
変化球は基本となるストレートを覚えて、使いこなしてこそはじめていきてきます。
>>>物事の「筋」を知り、原理原則に従い、物事をシンプルに捉える
「道」の中でたくさんの無駄を積み重ね「筋」を知りスタイルを確立する
何事も、まず自分にとって何が必要で何が必要でないかを知る事が大事です。
そしてそれを知るには、ある程度無駄を経験しなければなりません。
できるだけたくさんの無駄を経験し、そこから自分にとって必要な要素を抽出し、それを自分なりの型に築き上げていくのです。
そうする事で自分なりのスタイルが生まれます。
それはSEOでなくとも、この世の中のあらゆる物事に通ずる原理原則です。
>>>イチロー「無駄なことはできるだけやった方がいい。そうでないと合理的になれない」
また合わせて下記の記事でSEOの本質的なことはまとめてありますので、ウェブで結果を残したい方や、興味のある方は必ず読んでおいてください。
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