私は、SEOについて聞かれたとき、SEO対策はGoogleだけを見ていればいいといっています。
まわりではGoogleを使っている人なんてほとんどいないよ？みんなYahooを使っているよ。いや、それでもSEO対策はGoogleをおさえていればOKです。
それはなぜか。
今回の記事ではなぜSEO対策はGoogleだけを見ていればいいのか？その理由についてデータを参照してお答えしていこうと思います。
有名な検索エンジンについて
現在、世界的に使われている主要検索エンジンは５種類あります。
【世界的に主要な検索エンジンは５種類】
１：Google
２：bing
３：Yahoo！
４：baidu
５：YANDEX
なかには聞いたことのない名前の検索エンジンもあるかもしれませんが、問題ありません。
なぜならこのうち、SEO対策ではGoogleだけを見ていればいいからです。
なぜSEO対策はGoogleだけを見れば良いのか？
細かいことは抜きにして世界で最も使われている検索エンジンはGoogleだから、Googleだけをみていればいい、そう思ってください。
もちろん日本市場においても検索エンジンはGoogleが使用されています。
つまり、検索エンジンの世界的なシェア率で見るとGoogleが圧倒的で、ほぼほぼGoogle。だからこそ、Googleだけを見ているだけでいいと言っているのです。
【主要検索エンジン５種と世界的なシェア率】
１：Google（９１.５５%）
２：bing（３.０９%）
３：Yahoo！（１.４７%）
４：baidu（１.５%）
５：YANDEX（０.６９%）
参考：Search Engine Market Share Worldwide | Statcounter Global Stats
比較するまでもなくGoogleが検索エンジンの分野で圧倒的シェアを誇っています。
以上の統計はこの記事を書いている今現在の指標（２０２２年４月１日時点）ですが、毎月微妙な動きは見られるものの、ほぼほぼシェアは横ばいで変わりません。
まわりではYahooを使っている人が多いと思うんだけど・・・
日本ではYahooをブラウザのトップページに使っている人も多いでしょうし、実際日本ではGoogleよりもYahooが一番使われています。
ただ、検索エンジンの中身はGoogleと同じものを使っているので、Googleのシェアが圧倒的だということになります。
つまりYahoo japanの検索エンジンはGoogleと同じものを利用していると思ってもらって問題ありません。
日本での検索エンジンのシェア率は？
【主要検索エンジン５種の日本でのシェア率】
１：Google（７６.１１%）
２：Yahoo！（１６.６７%）
３：bing（６.６%）
４：DuckDuckGo（０.３１%）
５：baidu（０.１５%）
参考：Search Engine Market Share Japan | Statcounter Global Stats
以上です。
Androidが普及しているという影響もあるのでしょう。それでも、日本では大体８割のユーザーがGoogleを利用しています。
しかし・・・おそらくほとんどの方がこのように思っているでしょう『DuckDuckGo？』なにそれ？
DuckDuckGo（ダックダックゴー）について
DuckDuckGo（ダックダックゴー）とは良質な検索とプライバシーの保護の両立を実現することをモットーにした検索エンジンです。
１日あたりの検索クエリ数（検索回数）は２０２１年１月時点で１億件を突破した今注目の検索エンジンとなっています。
Googleの検索クエリ数（検索回数）は数十億件と言われていますので、まだまだ遠く及ばないものの徐々にシェアを高めている注目の検索エンジンだと思います。
ちなみにGoogle等の検索エンジンは検索エンジンのパーソナライズ化を目的として個人情報を収集しますが、DuckDuckGo（ダックダックゴー）はプライバシー保護を重視するため個人情報を収集しない検索エンジンとして注目されています。
＞＞＞DuckDuckGoはこちらから利用できます。
DuckDuckGo（ダックダックゴー）の検索エンジン的な特徴は？
DuckDuckGo（ダックダックゴー）の特徴は主に４つです。
・位置情報など個人情報が反映されない
・広告が少ない
・検索履歴が表示されない
・検索結果画面が無限にスクロール表示される
位置情報など個人情報が反映されない
まずDuckDuckGo（ダックダックゴー）では位置情報などが検索結果に反映されません。
検索結果がパーソナライズされないので非常にフラットな情報検索をすることができます。
極端に広告が少ない
またDuckDuckGo（ダックダックゴー）はGoogleと比べると極端に広告が少ないです。
とてもすっきりとしていてみやすいレイアウトになっています。
検索履歴が表示されない
DuckDuckGo（ダックダックゴー）はプライバシー保護のため以前に検索した検索語句が表示されません。
Googleで検索をかけると履歴を削除しないと一定の期間残り続けるため、会社で使っているパソコンの場合、知らない人にもなにを検索したのかが削除しない限りバレてしまうデメリットがあります。
検索結果画面が無限にスクロール表示される
DuckDuckGo（ダックダックゴー）はGoogleのように検索ページに「１」「２」「３」と言ったような区切りはなく無限にスクロールすることができます。
スクロールするだけで検索結果を追えるためよりストレスなく情報を探すことができます。
個人情報保護型の検索エンジンは他にはないの？
また、DuckDuckGo（ダックダックゴー）の他にもプライバシーの保護をしている検索エンジンは他にもあります。
・Epic Privacy Browser
・HTTPS Everywhere
・Brave
以上の3つが代表的ですが、どれもダウンロードして利用する必要があるので、多少面倒くさいです。そのため現在のところプライバシー保護型の検索エンジンを使用したいのであればDuckDuckGo（ダックダックゴー）一択で間違いありません。
世界的に有名な５種類の検索エンジンについて
ついでなので簡単にGoogle以外の検索エンジンについて少しだけ触れていこうと思います。
１：Google（９１.５５%）：世界で一番の検索エンジン
言わずもがな、世界で一番使われている検索エンジンがGoogleです。
世界的なシェアは圧倒的で、ほぼほぼ９割以上の方がネットの情報を検索する際にGoogleの検索エンジンを使っており、つまりはGoogleの検索アルゴリズムに従って検索をしているということになります。
２：bing（３.０９%）：そこそこ使われているMicrosoft社製の検索エンジン
世界で二番目に使われている検索エンジンがMicrosoft社製の検索エンジン「bing」です。
個人的にはGoogleとそんなに変わらないんじゃないかと思いますが、おそらく日本ではYahooをトップページに利用している人が多いので、必然的にGoogleがいちばん使われているということになっているのだと思います。
３：Yahoo！（１.４７%）：検索アルゴリズムはGoogleと同じ
日本で最も使われている検索エンジンがYahooです。
ただ、先に言ったように検索アルゴリズム（検索結果）はGoogleとほとんど同じ（というか一緒）なので、気にする必要はありません。
キーワードによっては、Yahooで優先的に上位表示させているものもありますが、広告のような扱いなので、中身としてはほぼほぼ同じもの（というか一緒）だと思ってください。
つまり日本ではYahooで検索しようがGoogleで検索しようが、検索結果として表示される中身は一緒だと思ってください。
４：baidu（百度）（１.５%）：中国製の検索エンジン
baidu（百度）は中国大手の検索エンジンです。
＞＞＞百度一下，你就知道
中国ではGoogleよりもシェアが高いと言われていますが、真実はわかりません。
見た目的にはGoogleと同じような仕組みとなっていますが、日本語での検索には弱いようです。
私は中国語がわからないため、中国語で検索した際の質はもしかしたら高いのかもしれませんが、おそらく日本以上に検索情報が規制されていることでしょう。
５：YANDEX（ヤンデックス）（０.６９%）：ロシア製の検索エンジン
YANDEX（ヤンデックス）はロシアで最もポピュラーな検索エンジンで、ロシア最大の検索エンジンです。
YANDEX（ヤンデックス）はポータルサイトとして活用されており、日本でのYahooのような立ち位置で使用されている検索エンジンと言ってもいいと思います。
＞＞＞Yandex
GoogleやYahoo、bingと同様にテキスト検索以外でも、メールやマップ、翻訳機能など様々なサービスを展開しています。
ロシアに拠点を置き、ロシア地域に特化しているドメスティック型の検索エンジンであることが最大の強みでインターフェイスもシンプルで使いやすくロシアと言語が近い国に向けて展開してます。
そのため、検索結果はその地域において支持を集めている情報が検索上位に表示される特徴があります。
以上、こんなとこです。
検索エンジン対策としては今のところGoogleだけ見ていれば間違いありませんし、この流れは今後しばらく続くと思います。
ですからSEO対策（検索エンジン対策）は、Googleだけをおさえておけば間違いないと言っているのです。
