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良質なコンテンツって何?コンテンツの意味や作り方、種類などを徹底解説

「ホームページ制作について調べるとコンテンツが大事って書かれてあるけど、一体何のことだか・・・」

このページに辿り着いたと言うことは、あなたはそんな疑問をお持ちではないですか?

ホームページに限らず、ウェブ上ではよくコンテンツという言葉を目にすると思います。

あらためて、コンテンツとは何なのか、そう考えるとよくわからないという方もなかにはいらっしゃるでしょう。

それもそのはず、それだけ「コンテンツ」とはどこかふわっとしていて、つかみどころのない言葉なんです。

だから「良質なコンテンツを」・・・と「良質な」と言う形容詞がつくと余計にわからなくなってしまいますよね!

そこで今回は、コンテンツとは何かから、良質なコンテンツとは何か、またコンテンツにはどんな種類があるのかなどに至るまで、はじめての方でもわかるようにコンテンツについて解説させていただこうと思います。

それではいきま〜す!

目次

コンテンツとは何か

コンテンツとはテキスト、静止画、動画、音楽、音声といった「情報」全般のことを指します。

だから、コンテンツは文章や写真、映像、図、デザインなどを組み合わせて形作られた「情報」全般のことを指すと思ってください。

ただしコンテンツには「目次」といった意味で使われることもあったり「中身」という意味もあります。

例えばホームページやブログ、SNSなどを運用していて「コンテンツが大事だよ」と言われた場合は「情報の中身」のことだと思ってください。「何を作るかその中身が大事だよ」と言う意味です。このように言葉の文脈によってコンテンツそのものの意味は変わってきます。

コンテンツとは何か

コンテンツとは「情報」のことであり「情報の中身」のことをいう。

良質なコンテンツとは

良質なコンテンツとは「情報」としての「中身」がしっかりしており、閲覧するユーザーの目的が叶えられるコンテンツのことを言います。

例えば、インターネットで多く見られる良質なコンテンツとは「悩み」や「問題」を解決できるコンテンツ(情報)のであることが多いです。

これは、何か問題を抱えていたり、悩んでいたりするときに、該当する情報について「知りたい」「解決したい」と思い検索窓にそれに関連したキーワードを打ち込み、検索をかけるからです。

何も知りたくないのに検索をかける人なんていませんよね?何かを知りたいときに検索をかける。その情報が欲しいときに検索をかける。

そこで表示されたページに問題の解決方法がわかりやすく整理されしっかりと掲載されている。すると検索をかけたユーザーは満足してくれます。

この状態が良質なコンテンツである状態です。

だから、「良質なコンテンツとはユーザーのニーズをしっかりととらえられたコンテンツである」という言い方をしたり「ユーザーの期待に応えられるコンテンツを提供することが良質なコンテンツを作ることである」と言われたりするわけです。

良質なコンテンツはユーザーに4つの体験をもたらすもの

では、ここからは良質なコンテンツとは何かについて、より噛み砕いて説明していこうと思います。

良質なコンテンツとは

1:ユーザーが求めているコンテンツを提供している
2:ユーザーの潜在的なニーズにまで応えられている
3:ユーザーが知りたい情報にすぐにアクセスできる
4:ユーザーの期待に120%応えられるよう工夫されている

1:ユーザーが求めているコンテンツを提供している

ユーザーは「知りたいこと」や自身が抱えている「悩み」もしくは対処したい「問題」の解決策を求めて、検索しホームページを閲覧します。

だから、まず第一に、それらの「欲求」を満たすコンテンツが良質なコンテンツであると思ってください。

ユーザーは検索結果として表示されたタイトルを見て該当ページに求めているコンテンツ(情報)があると思いアクセスします。

だから検索結果として表示される「タイトル」も大事なのですが、何よりもコンテンツ(中身)が伴っていないとユーザーは裏切られた気分になってしまい離脱してしまいます。

つまり、ユーザーがたどり着いたページは、タイトルと記事の内容の整合性がとれており、なおかつユーザーのニーズが満たされている必要があります。

良質なコンテンツの条件は何よりもまず、ユーザーの期待している答えを提供できているかどうかだと思ってください。

良質なコンテンツのチェック項目

ユーザーの求めている答えを全力で返しているか?

2:ユーザーの潜在的なニーズにまで応えられている

その情報を求めているユーザーが気がつかない部分までも先回りして応えられているコンテンツが良質なコンテンツです。

ただ、ユーザーが求めている情報を提供するだけではなく、ユーザーが気がつかない潜在的な欲求を満たすコンテンツ(情報)としてまとめられているコンテンツ(中身)が良質なコンテンツです。

ユーザーの悩みは顕在化されているもの(ハッキリしているもの)と、潜在的なもの(ハッキリしていないけれども裏にある悩み)があります。

だから、ユーザーがたどり着いた記事で、「顕在化している悩み」や「問題」に対してアプローチしていることはもちろん、「潜在的な悩み」や「問題」にまで応えられるようなコンテンツ(情報)を作成する必要があり、そうしてできたコンテンツが良質なコンテンツだと思ってください。

ユーザーが閲覧するに至った理由にプラスルファの価値をもたらすコンテンツとして仕上げることが「良質なコンテンツ」として「評価」されることにつながります。

ただし一つのことをあまり詳しく解説しすぎると、記事の方向性がぶれてしまい、結局何についてのコンテンツなのかわからなくなってしまう恐れがあるので、あくまで主題に対して補助的な説明をするのにとどめてください。

主題に関連の薄いコンテンツを掘り下げようと思ったら別ページで解説するようにします。

※大前提として、ユーザーが閲覧するに至った理由のコンテンツ(情報の中身)はきちんと応えられるようなものにしてください。このコンテンツに対する入り口の部分の解決策が明確に提示されていないとどんなに中身が良くてもユーザーから高い評価を得ることができません。

良質なコンテンツのチェック項目

ユーザーが気が付いていない問題にも先回りしてきちんと答えられているか?

3:ユーザーが知りたい情報にすぐにアクセスできる

ユーザーがコンテンツを閲覧する中で、「疑問に思ったこと」についてもっと詳しく知りたいと思ったときに、すぐにアクセスできる状態にあるコンテンツが良質なコンテンツです。

だから、ユーザーが記事を読んでいて、記事内に出てきた関連する情報を知りたいと思ったら、すぐにその情報にアクセスできるような導線が用意されていることが理想的です。

例えばすぐそばに疑問を抱いたことを解決するためのリンクが張られていたり、補足情報として説明があったりとユーザーがその記事を読んでいてまたは観ていてストレスを感じさせないコンテンツが良質なコンテンツです。

良質なコンテンツのチェック項目

何か詳しく知りたいと思った時に、すぐにそれを解決できる導線が用意されているか?

4:ユーザーの期待に120%応えられるよう工夫されている

情報の質はもちろん、ホームページ内の利便性や専門性、信頼性がきちんと担保されているコンテンツが良質なコンテンツです。

ユーザーが求めている情報に対して専門的なページになっているか?難しくなりすぎていないか?過不足なく伝えられているか?余計な情報を与えすぎていないか?ストレスを感じさせない作りになっているか?

ユーザーの期待に120%応えられるコンテンツになっているか?

ユーザーを十分に満足させることができているかをチェックしてください。

良質なコンテンツのチェック項目

ユーザーの期待に120%答えられるようになっているか?

アルゴリズムにとってわかりやすくなっているか(露出を高めるための施策が施されているか)

また良質なコンテンツは、ユーザーに対してだけではなく、アルゴリズムに対してもわかりやすく記述されている必要があります。

アルゴリズムとは

評価を決めるシステムのことだと思ってください。公表はされていませんが、コンテンツはAIにより査定され項目ごとに点数が定められています。その点数が高ければ高いほど特定のユーザーに対して露出されるような仕組みになっていると思ってください。

Googleの検索エンジンの評価システムについては下記の記事でもまとめてあります。

>>>Googleの検索順位を大きく左右するアルゴリズムの228の要因

(ただし細かいことを言えば、評価システムは、カテゴリーごとに異なります)

なぜアルゴリズムに対してもわかりやすく記述する必要があるのかというとネット上のコンテンツはアルゴリズムによって評価が決まるからです。

これはGoogleの検索エンジンにしても、各プラットフォームが提供するSNSにしても同じことだと思ってください(細かい評価方法は違いますが、アルゴリズムとの仕組みは同じようなものです)。

だから良質なコンテンツを作成することを大前提として、さらにアルゴリズムに対してわかりやすいように(評価をしてもらいやすいように)コンテンツを作成する必要があります。

コンテンツの評価の決まり方

・ユーザーの評価
・アルゴリズムの評価

どんなに良質なコンテンツを作成してもアルゴリズムに評価されなければ、そのコンテンツはユーザーの目に止まることはありません。

無駄骨となってしまうのです。

Googleはどのようにコンテンツを評価するのか?

例えば検索エンジンに評価される順番はおおむね下記の通りです。

Googleがコンテンツをどのような順番で評価するのか

1:Googleのロボット(クローラー)がコンテンツを読み込む
2:Googleがコンテンツを評価する(現存のものと比較)
3:Googleがどのカテゴリーに属するのか仕分けする
4:特定のユーザーに検索結果として表示させる
5:現存のコンテンツとの比較をする
6:より評価が高い方のコンテンツを上位に表示させる

・・・以降、繰り返し。

いずれにせよ最終的には、ユーザーの評価が大切になってくるのですが、アルゴリズムの評価が低いと「2」の時点ではじかれてしまい、検索結果としてわかりやすい場所に露出されなくなってしまいます。

つまり、良質なコンテンツを作成しないと表舞台にさえ上がることが許されないのです。

この「2:Googleがコンテンツを評価する(現存のものと比較)」をクリアするためにはアルゴリズムに対する理解とSEO対策が必要になります。

※SEO(エス・イー・オー)対策とは

検索結果として上位に表示させる対策をすることだと思ってください。

SEOは「Search Engine Optimization」の略で、日本語に訳すと「検索エンジン最適化」などと呼ばれます。

つまりSEOとは、「検索エンジンに適した状態にすること」で、翻って「アルゴリズムにとってわかりやすいものとすること」「アルゴリズムに評価されやすい状態にすること」がSEO対策というわけです。

※SEOはGoogleだけを見ていればいい

日本国内で利用されているデータを見れば一目瞭然です。Stat Counter Global Statsによる資料によれば検索エンジンはGoogleが圧倒的シェアを誇っています。2024年5月現在およそ80%の国内シェアを誇っています。

E-E-A-T(Double-E-A-T)

Googleがコンテンツの質を評価するのにはさまざまな基準が設けられていますが、その影響が大きく関わってくる要素にE-E-A-Tがあります。

E-E-A-T(Double-E-A-T)とは

E=Expertise(専門性)
E=Experience(経験)
A=Authoritativeness(権威性)
T=Trustworthiness(信頼性)

E-E-A-TはGoogleがコンテンツ(情報)を評価するときの大きな基準のことで、それぞれの概要として下記のように定められています。

内訳概要
E=Expertise(専門性)専門的な情報が書かれているか
E=Experience(経験)経験談で述べられているか
A=Authoritativeness(権威性)第3者からの評価は高いか
T=Trustworthiness(信頼性)情報の提供者は信頼できるか

Googleの公表ではあくまでコンテンツ制作における参考程度にとどめておいて欲しいと記載があり、「E-E-A-Tがランキングに直接影響を与えることはない」と公言はしているものの、私の体感ですと、これはかなり影響します(笑)

なぜそう思うのか?

なかには、どんなに良質なコンテンツ(ユーザーにとってもGoogleにとっても)を制作してもE-E-A-Tによる評価が低いと全く相手にされないコンテンツがあるからです。

それぞれのカテゴリーで(検索されるキーワードによって)E-E-A-Tによる評価基準は違い、どの項目をより特定のアルゴリズムが重視しているのかは変わりますが、Googleの公表とは違いこれらは大きく影響すると思ってください。

だから、このE-E-A-Tをおさえておくことは良質なコンテンツを制作する上では必ず押さえておいてほしい情報になります。

E=Expertise(専門性)とは

他の類似コンテンツと比較して、より「専門的な情報」が書かれているかです。

よりユーザーが求めているコンテンツ(情報)に素早くアクセスでき、より、わかりやすく丁寧にまとめられているのかがこれに当たります。

特に医療の分野などにおいては、専門家の見解として掲載することで上位に表示されやすくなります(ただし本当の専門家でないとダメです)。

専門家であることを証明する材料だったり専門家であることを裏付ける証拠(資格、受賞歴、経験など)も必要で、それをアルゴリズム的にわかりやすく掲載することでアルゴリズム的な評価を高めやすくなります。

E=Experience(経験)とは

近年、経験談で述べられているかがとても大事になってきています。

Googleの評価基準の一つに「オリジナリティー」がありますが、オリジナリティーを出すには、経験談が最も大事なポイントになるから・・・というのも理由にあげられると思います。

そこに情報としての温度があるのか、質だけではなく、経験としての温度が感じられるようにコンテンツ内で語られているのかもコンテンツを評価する際の新しい基準になっていると考えてください。

A=Authoritativeness(権威性)

第3者からの評価が高いかも大きく影響します。

どうやって「権威性」を計測しているのかというと、主に3つの観点から計測しているように思います(思いますというのは、それが公表されていないからです)。

1:権威性の高いサイトから被リンクを受け取っている
2:専門性が高いコンテンツになっているか
3:ネット上で引用元として扱われるなど社会的な承認を得ているか

このうち権威性がトップレベルに高い官公庁などからリンクを受け取っているコンテンツは権威性がかなり高くなります。その他、業界の第一人者、研究機関、専門とする業界紙などからリンクを受け取っているコンテンツは権威性が高くなります。

T=Trustworthiness(信頼性)

情報の提供者は信頼できるか・・・これも非常に大事です。

例えばネット上で良い評判が多かったり、運営元の評価が高い(運営会社の評価が高く、ハッキリしている)、またはカスタマーサービスの詳細な情報が掲載されている・・・などがこれに当たります。

コンテンツの内容が正確であるかというよりかは、専門性や権威性にプラスして、信用しても問題がなく、信頼してよいコンテンツであるかどうかをみているように思います。

良質なコンテンツを作る2つのメリット

ここまでで良質なコンテンツとは何か、それに良質なコンテンツを作る重要性について見てきました。

そこでここでは良質なコンテンツを制作するとどんなことが起きるのか、そのメリットについて改めて見ていこうと思います。

良質なコンテンツを作るメリット

1:自社商品やサービスの認知や集客につなげられる
2:自社商品やサービスの信頼度が上がる

1:自社商品やサービスの認知や集客につなげられる

まず第一に良質なコンテンツを提供すると、自社商品やサービスの認知度が上がり、集客につなげられるメリットがあります。

ホームページの場合は検索エンジンに評価され、検索結果で上位に表示されるようになりますし、SNSでは拡散されたり、そのコンテンツが届けたいユーザーの画面に自動的に表示されるようになります。

特にSNSのアルゴリズムは特定の興味や関心があるユーザーに「おすすめ」として、今まで見てきたコンテンツと関連性の高いコンテンツを表示させるアルゴリズムが働いています。

だから、良質なコンテンツを制作すると露出が増え、結果ホームページやブログにアクセスしてくれるようになるのです。

良質なコンテンツの提供は、SNSで拡散される(バズる)きっかけにもなりますので、いいコンテンツを作り続けると思わぬところでユーザーから高い評価を得て、担当者の目に留まりやすくなるメリットがあります。

2:自社商品やサービスの信頼度が上がる

良質なコンテンツを提供し続けていると、ユーザーとの間で信頼関係を築くこともできます。

これまでのことを意識してターゲットを絞って良質なコンテンツを制作すれば、対象者にとってなくてはならないコンテンツになりますから、ユーザーの悩みや問題の解決に直結するコンテンツを制作することができます。

ターゲットユーザーとの信頼関係を築くことができれば、商品やサービスの検討をした際に必ず候補先の一つとして自社商品もしくは自社サービスの検討を視野に入れてくれます。

つまりは下記の流れを汲みます。

1:ユーザーが悩んでいることや検索をかける問題を想定して記事を作成する
2:記事の中で悩み事や問題に対しての解決策をしっかりと提案する
3:プランの一つとして、自社商品やサービスを検討しもらう
4:自社商品やサービスへの理解を深めてもらい購入してもらう

良質なコンテンツを制作する流れ

通常コンテンツは下記のような流れで作成します。

コンテンツ制作の流れ

1:記事企画立案
2:キーワード選定
3:ターゲット選定(1〜3は同時進行)
4:見出し構成立案
5:記事執筆またはコンテンツ作成
6:画像作成
7:推敲(文章の見直しと練り直し)
8:記事の公開
9:アクセス解析
10:コンテンツのブラッシュアップ

以下から詳しく見ていきましょう。

ステップ1:「記事企画立案」から「キーワード選定」「ターゲット選定」

まずはどのような記事を書いていくのか、記事の方向性を決めていきます。

このとき、同時にターゲットを選定していきます。ホームページ制作の場合は、SEO対策(検索エンジン最適化)を行う必要があるため「対策するキーワード」を選定し、ターゲットを選定していきます。

対策するキーワードの選定にはGoogleが無償で提供する「キーワードプランナー」を使うことが一般的です。

キーワードプランナーとは

Googleの機能の一部、キーワードに対しての月間平均検索ボリューム(月間検索回数)や競合性を調べることができます。キーワードプランナーを使い、競合性やキーワードにおける検索回数を調べて、どれくらいの期間が必要なのか、またライバルはどのような記事を書いているのかなど戦略を練っていきます。

どれくらいニーズがあるのか、コンバージョンしやすいのか等もここで見ていきます。

特定のキーワードの検索回数や競合性を見ることはもちろんのこと、このとき同時に関連するキーワードも同時に見ていってください。

ユーザーのニーズを深掘りしたり、どのようなキーワードに対して関連したニーズがあるのかを知ることもできますので便利です。

関連するキーワードはたくさん出てくると思いますが、欲張りすぎて1つのコンテンツに関連語句を盛り込みすぎてしまうと、テーマがぼやけてしまいますので、メインとなるキーワードは1つに絞り、薄い関連性の低いテーマは別記事で扱うようにしましょう。

ステップ2:見出し構成立案

次に見出しの構成を作成していきます。

「誰のためのコンテンツなのか」「誰に対してのコンテンツなのか」など、そのコンテンツを必要としている人に向けて、まずは見出し(情報として語る順番)を作成していきます。

先に見出し構成を作成することでコンテンツの流れや全体像を決めていくのです。

記事コンテンツの場合、SEO的にはこの見出しとしての打ち出し方が大事で、見出し2(大見出し)には基本、キーワード(ユーザーが検索するであろう言葉)は入れるようにします。

見出し3(小見出し)には、キーワードはあったらいいですが、無理して入れる必要はありません。文章としての表現が不自然になるようであれば入れないでください。

記事コンテンツ以外の場合は(台本作成など)ここで何から語って何で終わるのか順番を決めていくと良いと思います。

また下記の記事も参考にしてください。

ステップ3:記事執筆またはコンテンツ作成

見出し(全体の流れ)の構成を終えたら、コンテンツ作成(記事執筆)に取り掛かります。

コンテンツを制作する際は、当記事でお話ししている良質なコンテンツとは何かを意識し、制作していってください。

また同時に読みやすいものとなるように心がけて作成していってください。

読みやすい文章を書くには下記を参考にして見てください。

読みやすさのポイント

簡潔に表現する
語尾を統一する(です・ますならそれで統一など)
重複する表現は避ける
難しい表現を避ける
意図のない同じ文末を繰り返さない
1分は長くても60文字程度に収める
接続助詞「が」は逆説以外では使用を避ける
ひらがな、漢字、カタカナの配分をバランスよく調整する

また下記の記事も参考にしてください。

ステップ4:画像作成

記事コンテンツの場合は、画像を作成していきます。

文章ばかりではなく、要所要所で文章をよりわかりやすくする表現の画像を入れていくと非常に見やすい良質なコンテンツに仕上がります。

当ブログ「SEOのレシピ」では現在画像を挿入していませんが、ここに画像を入れるともっと見やすくなります。

ちなみに当ブログの場合はSEO的に評価が高くなってきたなというタイミングで随時画像も挿入していこうと考えています。

ステップ5:記事の推敲から公開

記事を書き終えたら勢いに任せてそのままアップ・・・ではなく必ず推敲してください。

ようは文章を見直して、もっといい表現はないか、もっとわかりやすくできないか等を書き直していく作業をします。

また、よりSEO的に評価が高くなるような良質なコンテンツに構成できないのかもここで見ていきます。

特に大事なのは「タイトル」そしてそこからの「リード文」「見出し」などです。この3つの部分でいかに惹きつけられるかで良質なコンテンツであるかどうかに大きく影響します。

私の場合は、文章を書いてから寝かせます。

長いものでは1週間くらい寝かせることもあります。1週間くらい寝かせると、いい塩梅で忘れているので、客観的に文章を見ることができ、再構成し直すことができるのです。

ちなみに1週間以上、寝かせてしまうと内容自体を忘れてしまうのでおすすめはしません(笑)

ステップ6:アクセス解析と記事のブラッシュアップ

記事コンテンツであれば公開しておよそ1ヶ月後くらいに効果測定を行ない、課題を抽出します。

解析の際の確認事項

1:検索順位
2:検索結果のクリック率(CTR)
3:記事コンテンツのアクセス数
4:記事コンテンツの平均滞在時間
5:記事コンテンツのスクロール率
6:記事コンテンツのコンバージョン数

これらはすぐに結果として現れてくるものではありません。

半年から1年くらいは様子を見ながら仮説を立て、改善を繰り返していき記事コンテンツをブラッシュアップしていくのが普通です。

例えばクリック率が低いなと思ったら「タイトル」の引きが弱いのかもしれませんし、そもそもそのキーワードで検索する人のニーズが満たされないタイトルや中身になっているのかもしれません。

SNSだったら1枚目の画像やサムネイルなどが悪いのかもしれません。

そうした場合は修正を加える(リライト)するなどをして、記事をよりわかりやすくクリックしやすくしていきます。

Googleのアルゴリズムは記事の鮮度も一つの評価項目として設定していますので、情報としての鮮度を保つために定期的に更新をしていくようにしてください。

またこれらの数字はGoogleが無償で提供しているサーチコンソールなどのアクセス解析ツールを使えば簡単に見ることができます。

SNSであれば情報のスピードが速いので大体3日から1週間くらいをめどにコンテンツの解析と、次のコンテンツへつなげる課題を見ていくと良いと思います。

どのコンテンツがアカウントに対してよりエンゲージメントが高いのかなどを見ていくと、都度改善策は見えてきます。

この後も定期的に効果測定をし課題を抽出していきます。

コンテンツには種類がある

なお余談ですが、実はコンテンツには種類があります。

Webコンテンツ
デジタルコンテンツ
モバイルコンテンツ

この記事の最後にこれら3つの種類のコンテンツについても触れていきたいと思います。

Webコンテンツとは

Webコンテンツとは、インターネット上に存在する情報全般のことを指します。

具体的には文章(テキスト)、画像データ(写真)、動画、音声などウェブ上のあらゆる情報がWebコンテンツになります。

ただ一般的にWebコンテンツと言った場合は下記のコンテンツを指すことが多いです。

ホームページに掲載されている情報
ブログに掲載されている情報
SNSに掲載されている情報

「Webはコンテンツが大事」という時には、インターネットの世界では「情報」の「中身」が大事と言っているのだと思ってください。

デジタルコンテンツとは

デジタルコンテンツと言った場合はデジタル情報で配信されるコンテンツ全般のことを指します。

例えば今ご覧いただいている私の文章もデジタルコンテンツにあたりますし、YouTube、Instagramなどもデジタルコンテンツにあたります。

またネットフリックスや、アマゾンプライムなどもデジタルコンテンツです。

デジタルコンテンツは、紙などに印刷された「物」と違い、データとしてやり取りできるのが特徴で、実際に「物」として購入しなくてもデジタルデータで受け取ることができ、すぐにコンテンツを利用することができます。

例えば、ウイルス系のソフトは少し前は(と言っても5〜10年くらい前)CDに記録されたデータをパソコンで読み込んでやり取りをしていましたが、現在は、「キー」を入力すれば、オンライン上でデータをダウンロードし、すぐに利用できるようになっています。

音楽にしても、ゲームにしても、書籍にしてもわざわざ書店に出向き「現物」を購入する必要がありましたが、現在では、デジタルデータ(情報)として簡単にやり取りができます。

これらの総称が「デジタルコンテンツ」であると思ってください。

代表的なデジタルコンテンツ

音楽
映画
ゲーム
電子書籍

モバイルコンテンツとは

モバイルコンテンツとは、スマートフォン、タブレットなどのモバイル端末での利用が想定されているデジタルコンテンツ全般のことを指します。

モバイル端末で利用できるコンテンツ全般のことですから、Webコンテンツはもちろん、デジタルコンテンツもモバイルコンテンツに含まれます。

もしあなたが、私が書いた文章をスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末で読んでいらっしゃるのだとしたら、それはもう立派なモバイルコンテンツだというわけです(笑)

まとめ

今回の記事では良質なコンテンツとは何か?コンテンツの意味と種類や良質なコンテンツの作り方についてまとめて見ました。

まとめ

・コンテンツとは「情報」のことで一般的には「情報の中身」のこと
・ホームページを成功させるためには良質なコンテンツを制作することが大事
・良質なコンテンツとは顕在ニーズはもちろん、潜在的なニーズまで応えられているコンテンツ
・コンテンツはユーザーに対してもわかりやすく、アルゴリズムに対してもわかりやすく構成する
・良質な記事を作成するためには記事制作の流れを知っておくと良い

以上、コンテンツの意味と、良質なコンテンツはどんなコンテンツを言うのか・・・などこの記事で触れたことをしっかりと理解しておけば、ホームページ制作はもちろんのこと、Webマーケティングでも役に立ちますので参考にしてください!

今回解説した良質なコンテンツをたくさん作って、ユーザーからの信頼を勝ち取り、自社のマーケティングとして活用していってください。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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