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ホームページに記載する個人事業主の会社概要の書き方と記載すべき8つの項目

ホームページに記載する会社概要。個人事業主がホームページを作る際、会社概要の書き方に悩む方も多いと思います。

個人事業主でも、もちろん会社を設立してお仕事をされている方もいますが、なかには会社を設立することなく、フリーランスとして個人で活動されている方も多くいらっしゃいます。

すると、ホームページを作る際に素朴な疑問として、そもそも「会社ではないのに、会社概要?」と首を傾げる方も多いでしょう。

そこで今回は個人事業主の方がホームページを作る際の会社概要の書き方について触れていきたいと思います。

ホームページに記載する会社概要とは

そもそもホームページに記載する会社概要とは法人格で使われる表現です。

ですから、個人事業主の場合、会社組織ではないので「会社概要」という表現に抵抗があると思います。

「会社概要」は対外のお客様に向けて「あなたが何をしている、どんな組織なのか?」その概要を示す「名刺」のような役割を担いますから、「会社概要」という表現でも決して「間違い」とは言い切れませんし、間違いではない・・・とあくまで個人的には思っているのですが、なんとなく表現に抵抗があるという方も多いと思います。

そんな時は下記の表現を使ってみてください。

個人事業主のホームページの会社概要の書き方

個人事業主の方がホームページを作る際は「会社概要」と記載する代わりに「事業概要」もしくは「事業所概要」といった書き方をするといいと思います。

  • 事業概要

もしくは

  • 事業所概要

では「中身」となる項目は何を書けばいいの?ということになるのですが、項目には下記の文言を入れるとすっきりとすると思います。

個人事業主のホームページに記載する事業概要(会社概要)の項目例

個人事業主の事業概要に入れるとあったら良い記載事項は下記の通りです。

1:屋号(店舗名)

会社名の代わりに、屋号もしくは店舗名を入れてください。この時、事業概要に「会社名」とは記載しないようにしてください。会社名を記載するのはあくまで「法人格」だけです。

2:代表者名

代表者の氏名、フルネームで記してください。個人事業主の場合は、個人事業の開業届として提出している代表者の氏名を記してください。

個人事業に成り立ての方は、開業届を提出していないケースもあるかと思いますが、その場合は、事業を営むご本人、代表者の氏名を記載するようにしてください。

3:創業

必須ではありませんが、創業した年を入れると良いと思います。会社概要や事業概要はあくまで対外的に信頼感や安心感を持ってもらい、お任せしても大丈夫だと思ってもらうためのものですので、ざっと目を通しただけでもどんな事業をどれくらい行なっている事業者なのかをわかってもらえるような書き方が大切です。

ただ個人事業の場合は、会社の設立と違い創業が曖昧なこともありますから、この「創業」の項目はなくてもいいと思います。

4:所在地

事務所がある住所、もしくは自宅の住所を書きます。自宅の住所を書くのはちょっと・・・というケースはバーチャルオフィスなどを借りて、所在地に記載してください。

また、自宅兼事務所の場合は、必ずしも番地まで記載する必要はありません。

○○町といったあたりでまとめても問題ありません。

ただし、ホームページを使って物販(通信販売)や役務提供を行う場合は特定商取引法によって事業者の住所を正確に書き記す必要があります。

5:連絡先(電話番号、メールアドレス、もしくは両方)

あなたの電話番号を記載します。ただホームページに電話番号を記載すると営業の電話がたくさんかかってくることもあるので、あくまで個人で使用している携帯電話の番号の記載は避けた方がいいケースもあります。

その場合は、お問合せの窓口となるメールアドレスを記載します。

もちろん固定電話の方が信頼感はアップしますが、個人事業主の場合は携帯電話番号でも問題ないと思います。

もしも電話番号を記載したい場合は、端末を所有していれば、今お手持ちの端末とは別に格安SIMなどで契約してその番号を記載しておくといいと思います。

6:略歴

今までどのような仕事を手がけてきたのか「略歴」はあった方がいいと思います。ただ必須ではありません。

ようは対外のお取引先に向けた「アピール材料」が略歴にあたると思ってください。

例えば、有名な「賞」を獲得したなどの経歴があれば略歴に記載するようにします。

7:事業内容

個人事業主であっても、どのような事業を営んでいるのか、事業内容を記してください。

8:主要取引先

銀行などの金融機関を記載するケースが多いですが、これは入れても入れなくても問題ありません。

個人事業主のホームページに記載する事業概要(会社概要)の項目になくてもいいもの

つづいて、個人事業主のホームページには記載しなくても良いと思う事業概要(会社概要)の項目にも合わせて触れていきたいと思います。

1:沿革

沿革は必要ありません。記載してもいいと思いますが、個人事業主の場合は必須ではありません。

2:従業員数

また会社概要では記載することの多い従業員数ですが、こちらも個人事業主の場合はホームページに記載する必要はありません。もちろん記載したい場合は、記載しても大丈夫です。

個人事業主のホームページに記載する事業概要(会社概要)の例

実際に例として事業概要(会社概要)を作成してみると下記のような形になります。

屋号ぐーちょきパン屋
代表者名高橋信夫
創業2015年5月5日
所在地〒000-0000 ○○県○○市123-4
連絡先000-0000-0000
略歴2013年全国パン屋コンクール金賞受賞
2014年世界パン屋コンクール銀賞受賞
事業内容パンの製造販売
主要取引先○○銀行
事業概要の例

事業概要のページを作る理由

事業概要(会社概要)の基本は新規の方に「あなたが何者かを簡潔に示す情報をまとめたページ」だと思ってください。

簡潔に示すものだとはいったものの、あなたにはじめて依頼する方が必ずといっていいほど目にするページになります。だからある程度しっかりと作り込んでおくことも大事です。

ここでは最低限、事業概要に記載した方がいい項目を列挙しましたが、それぞれの項目でもっと掘り下げて追加したいなどがあれば、別ページなどでまとめればいいと思います。

相手にあなたが営んでいる事業をイメージしやすい形で、簡潔に伝える。

それが良い事業概要のページを作るコツです。

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