「ホームページの目的って何?」
「ホームページって本当に必要なの?」
「ホームページってどんな役割があるの?」
あなたは、こんな疑問を抱いたり、ホームページが本当に必要なのか真剣に悩んだりしていませんか?
もしかしたら、しっかりと情報を集めてから制作に取り掛かったり、制作依頼したりしようと検討している最中なのかもしれません。
ホームページに予算と時間をかけるならサービスにお金をかけた方がいい・・・そう思うのは当然です。どんなホームページを作ればいいのか、ホームページの目的が曖昧だとどうしていいかわからないですよね。
そこで今回の記事ではホームページをつくる目的と役割について初心者にもわかりやすく解説していきたいと思います。
この記事を一本読めば、ホームページの目的や役割はもちろん、本当に自社にとって必要なのかに至るまでスッキリと解決できます。
またホームページ以外の手段も合わせて解説していきますので、自社が求めている目的や役割に応じて適切な予算や時間を割り当てて、しっかりと事業の成長に繋げていっていただけたらと思います。
それでは以下から解説していきます!
目次
ホームページの「目的」は自社(会社)を知ってもらうこと
ホームページの目的は、自社または自社の商品やサービスを知ってもらうことにあります。
また、会社のことを知ってもらうだけではなく自社に興味を持ってもらったり、問い合わせをもらったり、スムーズにお取引していただけるような導線を組む目的でもホームページは制作されます。
例えば、求人を募集する際も求職者が求めている情報や自社の価値観をホームページに掲載することで、自社が求めている人材を確保できる確率を上げたり、求職者との間で事前に情報のすり合わせをすることで採用コストを下げることができます。
さらには、ホームページは公式の情報として社内外に向けて情報を発信する場としても機能します。
ホームページの役割をSNSで代用できないの?
情報発信という観点からすればSNSでも代用できます。
ただ、SNSを情報発信の場としてホームページの代わりとして活用する場合でも、それとは別に自社のコーポレートサイトを用意するなど、ホームページは持っていた方がいいです。
理由としては、SNSは最新の情報を発信する場としては適していることも多いですが、訪問者が求めている情報に瞬時にアクセスしたり、過去の情報を遡って閲覧したり、情報を整理する場所としては適していないことも多いからです。
また、法人口座の開設や資金調達の際に金融機関に提出する資料としてSNS上のアカウントは認められていないことも多く別途ホームページが必要になります。
さらには、それぞれのSNSには利用規約というものがあります。SNSの利用規約に従わなければならなかったり(さらにコロコロ規約が変わることもある)、何も規約に違反していないのにも関わらず、予告なく突然アカウントを閉鎖されたりするリスクもあります。
いずれのSNSであっても、SNSは、あくまでSNSを提供する会社のプラットフォームを借りて発信させてもらっている立場にあり、それぞれのSNSの方針や利用規約に従わないアカウントは削除の対象となってしまうのです。
「ホームページ+α」の情報発信元としてSNSを利用するのには何も問題はありませんが、いずれにせよ公式がコンテンツを発信する場としてホームページはあった方がいいです。
ホームページの種類はどんなものがある?
ホームページと聞いた時、多くの人がコーポレートサイトを想像するかと思います。
実はホームページと呼ばれるものはコーポレートサイトだけではなく、目的に応じて、以下の種類に分けられます。
1:コーポレートサイト
2:ブランドサイト
3:サービスサイト
4:ECサイト
5:リクルートサイト
これらの総称がホームページです。
つまり、ホームページとはインターネット上にあるウェブサイトの総称であり、目的や用途に応じて、さまざまな種類のホームページがあると思って下さい。
ですから、それぞれの目的ごとに分けて制作するのが基本となります。
ただし、これらの目的や用途、役割の境界が曖昧なホームページもあります。例えばなかには「ECサイト」と「サービスサイト」を兼用しているホームページもありますし、これらを「コーポレートサイト」と兼用しているホームページも存在します。
ホームページにはそれぞれの目的があり、目的や用途ごとに分けて制作するのが基本。
ただし厳密に目的や用途が分けられておらず境目が曖昧なホームページもある。
基本的なホームページの「役割」は名刺
ホームページの基本的な役割は「名刺」です。
ホームページは「会社のことを知ってもらうため」に制作されます。
けれども業種や目的、役割に応じてホームページに掲載する情報は変わってきます。
例えばあなたが飲食店を複数店舗展開しているとします。
その場合、お店のホームページでしたらメニューは必須ですがコーポレートサイトにはメニューを掲載する必要はありません。
コーポレートサイトにメニューまで掲載してしまうとごちゃごちゃになってしまい見にくくなってしまうのです。
このようにホームページの基本となる役割(ベース)は代わりないのですが、業種や企業、それに目的や役割ごとにホームページに掲載する情報は変わってきます。
例えば一般的な企業のホームページの目的と役割は下記のようになります。
一般的な企業のホームページの目的と役割
役割 | 目的 | HP上に掲載するコンテンツ |
---|---|---|
名刺 | 会社のことを知ってもらう | 代表挨拶、企業理念、会社概要、問い合わせフォーム、最新情報など |
広報 | 情報の発信元の担保や関係性の構築 | プレスリリース(新商品情報)、ブログ、IRなど |
集客 | 商品やサービスの認知獲得 | ブログ、LP(ランディングページ)など |
人事 | 自社の求める人材の獲得 | 募集要項、仕事内容、応募条件、労働条件、福利厚生、先輩インタビューなど |
販売 | 商品やサービスの販売 | 商品詳細情報、ECカートシステム、特定商取引に基づく表記など |
このように、ホームページの用途はもちろん、目的、役割によってそこに掲載する情報は変わってくるものだと思ってください。
ホームページの基本は会社の名刺代わりとなるウェブサイト
ホームページと聞いてコーポレートサイトを思い浮かべる方が多いと思いますが、これに見られるようにホームページの基本は、公にする会社の情報として「名刺代わりとなるウェブサイト」がホームページだと認識されています。
つまり、一般的には会社のことがわかるサイトのことをホームページとよんでいます。
最初につくるべきホームページはコーポレートサイト
ここまで読み進めてきて、ホームページは目的や役割ごとに制作することはわかったけど、ECサイトもサービスサイトもブランドサイトも、求人用のリクルートサイトに至るまで全て必要だと感じる・・・一体どれから手をつけたらいいのかわからない・・・
そう感じている方も多いかと思います。
もしそのように感じていらっしゃるのであれば、コーポレートサイトから制作することをお勧めします。
なぜならコーポレートサイトは、全ての基点となるホームページであり、公式として配信する情報源の中心にあるもので代わりが効かないウェブサイトだからです。
会社によってはサービスサイトやECサイトは複数持つこともありますが、コーポレートサイトは基本的に1つだけです。
だからまずは、「会社のことを知ってもらうページ」を制作するのを優先するものだと思ってください。
全ての役割(機能)を1つのホームページにまとめたらいけないの?
また、低予算で済ませたいからとホームページの全ての役割(名刺、広報、集客、人事、販売など)を1つのホームページにまとめようとする方もいらっしゃいますが、これは正直お勧めしません。
ホームページの基本は「目的」と「役割」に応じてそれぞれのウェブサイトを別々に立ち上げるものだと思ってください。
特に創業期の方はホームページごとに「目的」と「役割」を1つに絞って制作していくことが必要だと思ってください。
一つ一つ立ち上げるとなると導入費用はかかるかもしれませんが、別々のものとしてホームページを制作できるため、迷いなくホームページの制作を進められていき、結果として余計な費用や労力を削減できます。
最初につくるホームページはコーポレートサイト。
それ以外のホームページはそれぞれの「目的」や「役割」ごとに分けて制作するのが基本。
ホームページに掲載する基本情報
ホームページは「会社の名刺」としてさまざまな情報が掲載されます。
業種によっても違いますが基本的な掲載情報は下記の通りです。
会社概要
企業理念
最新情報
事業内容とサービス概要
個人情報保護方針
ニュース
お問い合わせフォーム
以上が一般的な企業のホームページに最低限必要な情報です。
最低限これらの情報を掲載しておけば、会社のことを知ってもらうという目的を達成することができると思ってください。
また、繰り返しになりますが、一般的な企業のホームページは「名刺」のような役割を持ち、会社のことを知ってもらうことを目的として制作するものだと思ってください。
そしてこれらの情報を詰め込んだ、名刺の役割を持つホームページの名称をコーポレートサイトと言います。
ホームページを作る5つのメリット
次にホームページを作るメリットについても5つほど解説して行きたいと思います。
ホームページを作る代表的なメリットは5つです。
1:各種申請手続きの際に役に立つ
2:自社の情報を取引先に伝えやすい
3:利害関係者に公式情報として届けられる
4:自社の情報を発信する中心の場となる
5:自社の窓口となる
1:各種申請手続きの際に役に立つ
ホームページは、金融機関に向けても会社もしくは事業の存在を示すひとつの判断材料になり、法人口座の開設や資金調達の際に、銀行や投資家からホームページの提出を求められるケースが多いです。
(やはりそれだけホームページの存在は重要視されているということです)
特に会社立ち上げの創業期などには、取引先を広げていくために自社を紹介していく必要になる機会が多いものです。
そんな時に、ホームページに目を通してもらうだけで、自社のことをサクッとわかってもらえるようなコーポレートサイトを一つ作成しておくと、さまざまな場面で役に立ちます。
2:自社の情報を取引先に伝えやすい
ホームページを通して、最新情報を発信していくことで取引先との良好な関係性を築くことができます。
商談の際に、相手の情報を仕入れておくことはビジネスの基本ですが、こちらから積極的に自社の情報を提供することで、より深い話ができるようになったりスムーズに取引を進められるようになります。
ホームページに掲載する情報一つで大事な商談が決まるということも、本当にありますので、これは大きなメリットになると思います。
またホームページは名刺代わりとなるので、同じ説明を何度もする必要なく「詳しくはホームページに目を通してください」で話が済む場合もあります。
3:利害関係者に公式情報として届けられる
ホームページを通して自社の利害関係者に「公式が発信する信頼できる情報」として発信できることも大きいです。
例えば、SNSで自社が関係する悪質なデマが流れてしまった際にも、公式の情報としてホームページで情報を配信することで、悪質な攻撃などから自社と利害関係者を守ることができます。
4:自社の情報を発信する中心の場となる
ホームページは「ホーム」ページと呼ばれるように、情報発信のベース(発信基地)となります。
つまり、今後自社に関する情報発信の中心となる場所として機能すると思ってください。
現在はSNSなどが一般的にも普及し、SNSでの発信に力を入れている企業も多いですが、SNSだけを自社の情報配信の場とするのは信頼性にかけ、頼りないと判断する企業は多いです。
それを証明するように、SNS全盛期の現在でさえ、公式の情報としてSNSだけで発信し、完結しているという事例は少なく(というか一般的な企業であればほぼありません)、それとは別にホームページを設けている企業は多いです。
これは、固定電話と携帯電話の違いのようなものでSNSの情報は一般的には信頼できない情報として捉えられている側面が多く、一般的にはホームページで発信してこそ、公式の情報であると捉えられています(現在では境目は緩くはなってきていますが、今後もホームページの代わりになるようなことはないように思います)。
ホームページ以外での会社公式の情報配信手段は4つ
コーポレートサイトに分類されるホームページは、名刺がわりとなり、現在では大企業から小さな店舗に至るまでホームページを持つことは事業を行うにあたってのスタンダードなものとされています。
また、ホームページには名刺となる役割のほかに、広報、集客、人事、販売の役割があることをお話ししました。
では「名刺」の役割を持つホームページ、それ以外に公式の情報を伝える情報配信手段はないのか?
ここからはホームページ以外で関係各所に情報配信をする手段についてまとめていきます。
代わりとなる代表的な手段は4つです。
1:プレスリリースサービスの活用
2:ブログやSNSの活用
3:求人媒体の活用
4:外部ECサービスの活用
以上のように、公式の情報として発表できる外部のメディアはあります(別途費用がかかります)。
1:プレスリリースサービスの活用
メディアとの関係性を築く際によく利用されるのが「プレスリリース」です。
プレスリリースは自社の最新情報を新聞社、専門出版社、ウェブメディアに向けて発信する際に利用します。
特に自社との関係性ができていない外部の関係者に向けて発信する際はこちらのプレスリリースという形がとられることが多いです(プレスリリースには費用がかかります)。
有名なプレスリリース支援サービスとしては「PR TIMES」などがあげられます。
ホームページ上で発信する「最新情報」や「お知らせ」「ニュース」などは、すでに自社と関係のある関係者に向けて発信する際に利用しますが、より広く「認知」を取りたいときはプレスリリースとして打ち出すことが効果的で、自社に興味がある新しい関係者に向けて自社のことを発信することができます。
ちなみに、プレスリリースは「広報」としての役割を持つと思ってください。
・メディアとの関係性を築ける
・自社の見込み客に発信できる
・自社のブランド力を向上できる
プレスリリースの効果とメリット
プレスリリースを実施すると、パートナーメディアに対して一斉に情報が発信されます。
それぞれのパートナーメディアによって掲載対象となるプレスリリースは変わってきますが、多くの有名メディアに取り上げられる機会が増えるため、自社のサービスの認知を拡大することができます。
例えば先ほど挙げた「PR TIMES」では以下のようなパートナーメディアに一斉に内容が自動転送されます。
ざっと見ただけでも魅力的な媒体ばかりですよね。これらのパートナーメディアに一斉に情報が配信されるため、自社に興味のある担当者の目に留まる機会が多くなります。
また、魅力的なプレスリリースであればパートナーメディアから別に取材依頼を申し込まれることもあったりと実績のあるメディアに取材してもらうことによって自社の信頼度の向上を狙うことができます。
2:ブログやSNSの活用
手軽に始めらるブログや無料で始められるSNSの利用もお勧めです。
ブログとSNSはそれぞれにメリットとデメリットがありますが(ここでは詳しくお話ししません)特にSNSはスピード感があり、すぐに情報として拡散される性質を持っています。
もちろんそれぞれのSNS(Instagram、X、YouTube、TikTok、Facebookなど)によりとメディアとしての特徴は違いますが、いずれのSNSも集客、ブランディング、採用この3つの役割を持たせることができます。
1:集客
2:ブランディング
3:採用
SNSは無料で手軽に情報を発信できる上に、拡散性もあり創業間もない時の認知を取るための集客の手段や興味関心を引くためのツールとして非常に有効な手段となります。
SNSの利用は、創業時の情報配信手段としてはかなり有効なのでホームページと合わせて積極的に活用していくことが大事です。
ブログやSNSは集客、採用、ブランディングとしての役割を担っていると思ってください。
・手軽に発信できる
・SNSなら無料で始められる
・集客、採用、ブランディングの相乗効果が期待できる
さらにはそれぞれのSNSはホームページと連携する機能もついています。
ホームページと連携して運営していくことで、費用対効果抜群のツールとして活用できると思ってください。
3:求人媒体の活用
積極的に人材を獲得するのであれば「求人媒体」の活用を検討してみてください。
特に会社の創業期などにホームページでの人材募集をかけても、求職者の目に留まるケースは少なく、採用となるケースはほとんどないからです。
ホームページに会社情報を掲載して、会社の事業内容を掲載したとしても、応募者が求人の募集要項に目を通し、ホームページを見て、応募してくるということはほとんどありません。
会社のホームページは最終的な窓口とはなることはあっても、その多くは求人媒体から、会社情報を知るためにアクセスしてくることが多いです。
直接ホームページを見て応募してくるということはほとんどありません。
ホームページ(コーポレートサイト)はあくまで「会社のことを知ってもらう」ために情報を提供する場であり、求人募集となると、ホームページとは別に「リクルートサイト」を立ち上げ、募集をかける必要があると思ってください。
会社の知名度が上がってくるにつれてホームページから直接応募される方も増えてきますが、まずは求人媒体を活用して人材を確保していくのが一番効率的だと思ってください。
また、求人媒体には下記のような特徴があると思ってください。
・即効性がある
・優秀な人材を確保しやすい
・費用対効果が良い
4:ECカートシステムの活用
自社で商品販売をしていきたいのであれば「ECカートシステム」を利用するといいです。
楽天やアマゾンマーケットプレイスのような複数のショップが立ち並ぶECモールに出店するのではなく、自社で「カート機能」「決済機能」「受注管理機能」「商品管理機能」「顧客管理機能」「販促管理機能」などを付けたホームページをつくることができます。
ECカートシステムを選ぶと、自社で集客対策を考えなければならず、成果が現れるまでには時間がかかるというデメリットはありますが、ECモールよりも自由度が高く自社独自のサービスや施策によって顧客をファン化しやすいメリットがあります。
さらに集客の面で適しているSNSの利用と合わせてECカートシステムを設置すると相乗効果が期待できます。
ECカートとECモールのそれぞれの特徴は?
ECモールとECカートの特徴やそれぞれのメリットとデメリットは下記の通りです。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
ECモール | 集客力がある 信頼度が高い 手厚いサポートがある ECモールのサービスを利用できる | 出店料や手数料がかかる 価格で比較されやすい(数店の一つとして判断される) 乱立しているためブランディングしにくい 顧客情報が取れない |
ECカート | 利益率が高い ブランディングが可能 独自サービスの提供が可能 ファン化しやすい | 集客力が必要 信頼性に劣る 主体的な運営体制が必要 |
創業期などはじめにホームページを作るならコーポレートサイトから
創業期や一番はじめにホームページを作成する場合、まずはコーポレートサイトの制作から取り掛かってください。
理由はすでにお話しした通りで、コーポレートサイトは「会社の顔」となり、今後のサービスをお知らせする中心となる場所となるからです。
それでは、最後に、どんなことを意識してホームページ(コーポレートサイト)を制作したらいいのか、初めてのホームページ制作のコツについて解説していきます。
1:役割や目的を一つに絞る
2:いきなり予算をかけすぎない
3:スピード感を意識する
1:役割や目的を一つに絞る
会社の顔=「名刺」となる目的、ならびに「役割」以外は後回しにしてください。
まずは何よりも先に「箱」となるコーポレートサイトの「会社のことを知ってもらう」目的に特化したサイトを作ることをお勧めします。
余計なことを考えずに「会社のことを知ってもらう」目的を持つ「名刺」の役割を持つサイトに特化したサイト制作を意識することで、ホームページの制作に迷いがなくなりますし、制作の負担を減らすことができます。
特に創業期は忙しい時期ですから、サクッとホームページを作ってしまった方がいいです。
できることならホームページの制作会社に依頼して制作すると作業の負担を減らすことができます。
(ちなみに私の専門はホームページ制作後のWEBマーケティングの分野ですが、私もホームページ制作の依頼を承っておりますのでお気軽にご相談ください←宣伝です(笑))
2:いきなり予算をかけすぎない
はじめから立派なホームページを制作する必要はありません。
まずは、ホームページ(コーポレートサイト)として最低限必要な情報が詰め込まれているウェブサイトで十分です。
半年後、ケースによっては今とは全然違った事業を展開しているかもしれませんし、新しいビジネスにどんどんチャレンジしていたりと変化が激しい模索している時期なので、はじめから予算をかけて立派なホームページを作る必要はありません。
大手ホームページ制作会社に依頼すると、100万円以上の見積もりが出されることが多いですが、ホームページ制作にいきなり100万円以上の費用や時間をかける必要はありません。
リスク回避のために、ホームページに掲載する会社情報として最低限必要な情報を取捨選択し、スピード感を持って制作することをお勧めします。
3:スピード感を意識する
恥ずかしくないホームページをということで、情報量の多いホームページを立ち上げることを検討している方も多いですが、それよりもスピード感を持ってホームページを制作してみてください。
情報量を増やせば費用がかかりますし、スピード感を持って取り組むことが難しくなってしまいます。
何よりホームページはこれから円滑に事業を進めるための手段の一つとして考えてください。適当ではいけませんが、作りこみすぎてもいけません。
ホームページの制作に時間と気合を入れることは大切ですが、塩梅よく、そして過不足なくホームページを仕上げてしまうことの方が大事だと思ってください。
※ただし、素人の方がホームページを制作するとなると専門用語だらけで訳がわからないと思います。そんな時は、ぜひ、私にご相談ください。先ほどもお伝えしましたが、ホームページの制作依頼もお引き受けしています)
まとめ
今回の記事ではホームページの目的や役割から始まり、何よりもまず先に必要なホームページの種類からホームページ以外の手段についてまるっと解説しました。
事業を行う上でホームページの存在は欠かすことができないことが伝われば嬉しく思います。
・ホームページの目的は最初の一歩は会社のことを知ってもらうこと
・ホームページの役割は関係者に向けて会社のことをお知らせする名刺
・集客や採用、ブランディングはホームページと合わせてSNSからする
・はじめはホームページにお金をかけすぎない
ホームページには、最低限必要な情報を掲載する
なぜ、ホームページを制作するのか?なぜホームページが必要なのか?ホームページの目的と役割を明確にし制作に取り組むと余計なことを考えずにサクサク進められます。
今回の記事を読んで、ホームページがいかに必要か、ご理解いただけると嬉しいです!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!
ホームページは、主にスムーズに取引してもらえるように、会社の利害関係者に自社のことを知ってもらい、自社サービスの提案につなげていく目的を持って制作される。
また法人口座の開設をはじめ、資金調達の際にホームページが必要になることもある。