「コーポレートサイトを作りたい・・・でもどんな情報を載せれば良いのだろう」
「そもそもコーポレートサイトって何?」
「そもそも、コーポレートサイトってどうやって作れば良いのだろう・・・」
このページをご覧いただいているあなたは、そんな悩みをお持ちではありませんか?
コーポレートサイトはいわば「会社の顔」とも言えるべき重要な役割を持つウェブサイトです。
そこでこの記事では、コーポレートサイトの目的や役割はもちろん、どんなことを掲載すれば良いのに至るまで初心者の方に向けて優しく解説していきます。
この記事一本読むだけで、コーポレートサイトはどんな目的や役割を持つウェブサイトなのかはもちろん、掲載すべき項目、情報、デザインなどで意識すべきことなどもまるっとわかるように解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
コーポレートサイトとは何?
コーポレートサイトとは「自社の公式情報を外部に向けて公開するためのホームページのこと」を言います。
特に創業期の会社にとって重要な役割を持つウェブサイトの一つで、コーポレートサイトはインターネット上の「名刺」の役割を持つウェブサイトになります。
では、何のためにコーポレートサイトを作るのか?
コーポレートサイトの「目的」と「役割」を見ていきましょう。
コーポレートサイトの「目的」と「役割」について
コーポレートサイトの目的は「会社のことを知ってもらう」ことです。
内外部の関係者に向けて、どんなことをしている会社なのか、過去どんなことをしていた会社なのか、今後どんなことをしていく会社なのかを知ってもらうことを「目的」として作成するホームページだと思ってください。
会社を設立すると、さまざまな人と関わりを持つことになりますから、今現在関わりを持っている関係者はもちろん、今後関わりを持つ相手にまず自社のことを知ってもらう必要があります。
そんな目的を持つ自社のことを知ってもらうためのウェブサイトがコーポレートサイトだと思ってください。
またウェブ全盛期の現在において、コーポレートサイトがないとそれだけで信頼性が損なわれてしまうこともあり、コーポレートサイトがないと言うだけで商談相手に取引相手として選ばれにくくなってしまうこともあります。
いわばインターネット上の「名刺」代わりとなる「ビジネスの基本」とも言えるウェブサイトがコーポレートサイトであると思ってください。
コーポレートサイトの役割と目的
また別の意味ではコーポレートサイトがあることで、公式の情報として発信することができるので、トラブルなどが起きた際に、いち早く自社が伝えたい情報を掲載し、外部に発信することができます。
どんな人がコーポレートサイトを閲覧するのか?
コーポレートサイトはさまざまな人(ユーザー)が閲覧します。
一般的にはステークホルダーと省略されることも多いですが、自社と関係性のある全ての人が一度は必ず閲覧すると思ってください。
- 顧客
- 取引先
- 求職者
- 投資家
- 従業員
- マスコミ関係者
- …etc
つまり、コーポレートサイトは自社と関係性のある全ての利害関係者が求める情報を過不足なく掲載する必要があると思ってください。
具体的にどのような内容を掲載すれば良いのかについては後ほど詳しく説明します。
ホームページとコーポレートサイトは何が違うの?
コーポレートサイトはホームページの一種だと思ってください。
ホームページとは、インターネット上に表示されるウェブサイト全般のことを言います。
今ご覧になっているブラウザ(ChromeやSafari、Microsoft Edgeなど)で閲覧できる「ウェブサイト郡の総称」がホームページです。
ホームページはそれぞれのサイトの「役割」と「目的」によって種類が異なり、例えば「目的」ごとに名称が下記のように変わってきます。
・コーポレートサイト
目的:会社のことを知ってもらうためにつくるホームページのこと
・ブランドサイト
目的:特定のブランドのことを知ってもらうためのホームページのこと
ブランドの価値や信頼性を伝えることを目的としてつくるホームページのこと
・サービスサイト
目的:特定のサービスについて知ってもらうことを目的としたホームページのこと
サービスを申し込んでもらうためにつくるホームページのこと
・ECサイト
目的:商品を申し込んでもらうことを目的としたホームページのこと
・リクルートサイト
目的:求人情報を掲載し、人材を獲得することを目的としてつくるホームページのこと
ここでは分かりやすく、「目的」ごとに分けて解説していますが、実は領域が曖昧でハッキリとした棲み分けがないホームページもあります。
例えば「サービスサイト」と「ECサイト」が一つになったホームページがありますし、「ブランドサイト」から直接商品を購入できる「ECサイト」として機能しているホームページもあります。
ただ、一般的にホームページと言われた場合は、基本的には「役割」や」「目的」ごとに倣って分けて制作を進めていきます。
役割や目的ごとに分けて制作した方が結果的に費用対効果が高いホームページが出来上がるからです。
ウェブサイトとコーポレートサイトってどう違うの?
コーポレートサイトもウェブサイトの一つです。
ウェブサイトはインターネットを介して閲覧できるページの総称のことを指しますので、ホームページと同じ意味合いで使われることも多いので、ウェブサイト=ホームページと思ってもらって構いません。
ウェブサイト=ホームページのこと
コーポレートサイトから作成するのがサービスの基本
「目的に応じて、さまざまなホームページがあることはわかった・・・。
でも種類がたくさんあるし、何から手をつけていけば良いのかわからない」ここまで読み進めてみて、そう思っている方も多いと思います。
それに対しての答えは一つです。
創業期なら、まずはコーポレートサイトから制作してください。
なぜなら全てのサービスの中心となるウェブサイトがコーポレートサイトだからです。
事業を営む上では、確かに「サービスサイト」や「ECサイト」に力を入れることが必要であることは否定はしませんが、それもコーポレートサイトがあってこそだと思ってください。
例えばどんなに素晴らしいサービスサイトやECサイトがあったとしても、コーポレートサイトがないだけで「不安」になりませんか?
普段あなたがインターネットを利用していて、コーポレートサイトがないと「信頼できない」と思いませんか?
それに、インターネット上で有名なサービスを展開している企業もサービスサイトやECサイトとは別に必ずコーポレートサイトを持っています。
ECサイトやサービスサイトはコーポレートサイトの後で作成する
基本はコーポレートサイトを作成してから、あとは予算に応じて複数のホームページを作成します。
理由は既にお話しした通りですが、会社の顔となるサイトがコーポレートサイトだからです。
一つのウェブサイト(ホームページ)を作るのにはそれなりの費用と時間がかかってしまいますから、あとは目的に応じて予算を組み作成します。
コーポレートサイトを作るメリット
ではなぜ、サービスサイトやECサイトよりもコーポレートサイトを作成することをお勧めするのか?
ここからはコーポレートサイトを作るメリットについて分かりやすく解説していきたいと思います。
コーポレートサイトを作成する主なメリットは下記の通りです。
1:各種申請手続きで役に立つ
2:自社の情報を取引先に伝えやすい
3:利害関係者に公式情報を届けられる
1:各種申請手続きで役に立つ
実は、オンライン、オフライン関わらず各種申請手続きの際にコーポレートサイトの有無を求められることが多いです。
例えば会社として外部の決済サービスを利用したい時に、決済サービスの申請にコーポレートサイトが必要になったりします。
つまり各種申請手続きの際に第三者があなたの会社の事業内容や事業実態の有無を確認するための「資料」として使われることがあります。
その他、法人口座の開設、資金調達など、事業計画書とセットでコーポレートサイトの存在を求められるケースもあります。
つまりコーポレートサイトを一つ持っておくだけで、各種申請手続きなどをスムーズに運ばせることができるのです。
2:自社の情報を取引先に伝えやすい
コーポレートサイトがあると、取引先との関係構築にも役立ちます。
また取引先との関係構築はもちろん、自社の情報を取引先に伝えやすくなります。
コーポレートサイトで自社の事業について公式の情報として正確に伝えられますから、コーポレートサイトの存在が、取引先との関係構築に大きく役に立ちます。
これから取引したい相手がいたとして、その会社のホームページがなかったとしたら相手に自社の事業について伝える機会が失われてしまいます。
それだけで機会損失をもたらします。
また実際のケースでは、コーポレートサイトがないだけで「この会社、大丈夫かな」とか、「この会社は本当に信頼できる会社なのかな」と、二の足を踏まれることもあります。
相手に不信感を抱かせないためにも、コーポレートサイトの存在はとても大事になってくると思ってください。
3:利害関係者に公式情報を届けられる
利害関係者に公式の情報としていち早くお知らせできるのもコーポレートサイトを作成する大きなメリットだと思います。
例えば現在は、SNSなどの普及に伴い、個人でも情報配信が手軽になり、さまざまな情報が入り乱れています。
なかには悪質な情報や、誤解を招くような発信をされることもあります。
利害関係者が誤解を招くようなそうしたデマが流れた場合、コーポレートサイトで公式の情報として流すだけで、利害関係者に与える印象は随分と変わってきます。
そうした会社を守る意味でもコーポレートサイトは重要な意味と役割を担ってきます。
コーポレートサイトは利害関係者にいち早く公式の情報を伝えるという会社情報の要となる役割を担うものであると思ってください。
SNSがあればホームページは必要ないのか?
いずれの場合であってもコーポレートサイトは必要です。SNSは情報配信には長けていますが、その情報を置いておく場所としては適切ではありません。
いずれのSNSも新しいもの、新しいものへと短時間で情報が流れていってしまうからです。これはSNSの特徴であり、いいところでもあり、悪いところでもあります。
コーポレートサイトを使い、必要な情報を必要な人が、必要な時に閲覧できるような環境を整えておくことが大事です。
コーポレートサイトを作り、いつでも好きな時に閲覧する方が欲しい情報を取得できるようにまとめておくことが安心や信頼につながると思ってください。
また公式のホームページの代わりとしてSNSを活用するという考え方もあるようですが、SNSはプラットフォームを借りているだけですので、各種SNSの規約に則った使い方をしなければならなかったり、予告なしに削除されてしまうこともあり、ホームページの代わりとしては昨日しないと思ってください。
コーポレートサイトに掲載する情報は?
「コーポレートサイトを作った方がいいのは十分わかったけど、どんな内容を掲載すればいいの?」
ここからはコーポレートサイトに掲載しておいた方がいい情報について解説していきます。
はじめにお断りを入れておきますが、コーポレートサイトには何を載せなければならないという決まりは特にないので、外部の関係者が見たときに、会社のことがわかりやすいように情報を整理して、しかるべき場所にまとめておくことが必要になります。
ここでは、最低限このような情報を載せておけば、問題ないよ、コーポレートサイトとして十分だよという情報についてまとめておきます。
コーポレートサイトに最低限掲載しておいた方がいい情報
まずは会社創業期などに最低限、コーポレートサイトに掲載しておくべき情報について項目別に解説していきます。
最低限掲載しておいた方がいい項目は下記の会社情報です。
- 1:会社概要
- 2:企業理念
- 3:事業内容またはサービス概要
- 4:取扱商品
- 5:個人情報保護方針
- 6:ニュース
- 7:お問い合わせフォーム
以上7項目は必ず入れておきましょう。
ただし「2:企業理念」についてはケースバイケースなこともあり、特定の業種や小規模事業者の場合必要ないこともあります。
そうしたケースでは、企業理念があれば好ましいが、なくても特別問題はないと思ってください。
ただし同様のサービスを比較された際に、企業理念の存在が選ぶ基準の一つとなるのであった方がいいには変わりありません。
1:会社概要
会社概要は、コーポレートサイトでは必ず掲載しておくべき会社の基本となる情報です。
具体的には下記の項目を指します。
- 会社名
- 設立年
- 会社所在地
- 代表電話番号
- 代表取締役
- 主な事業内容
- 資本金
- 主要取引銀行
コーポレートサイトに記載する会社概要の欄には、最低限、以上の8つの項目があるといいでしょう。
2:企業理念
企業理念は会社の価値観や考え方を示したものです。
一般的には経営方針や会社の目標などを含み「会社として何を目指しているのか」がわかりやすく定義され言語化されたものを指します。
同じようなサービスを展開している会社がたくさんある中、なぜあなたの会社は存在意義があるのか、理由を示すことにもつながりますので、コーポレートサイトを通して企業理念を伝えることは非常に重要な項目となります。
企業「理念」と企業「目標」は別の項目として扱われることもありますが、企業理念として一つにまとめてしまうとわかりやすいものとなります。
3:事業内容またはサービス概要
利害関係者がコーポレートサイトを訪問する理由や目的は「事業内容」や「サービス概要」を確認するためだと思ってください。
だからコーポレートサイトには必ず「事業内容」そして「サービス概要」は掲載してください。
閲覧者は企業のホームページ(コーポレートサイト)を見るときに、この会社はどのような事業を行っている会社なのかを必ずチェックします。
ただしコーポレートサイトに掲載するのはあくまで「概要」のみにとどめておいてください。
コーポレートサイト内でサービスの詳細について書き記す必要はありません。
詳しいことは別途「サービスサイト」を作り、そちらに掲載します。
コーポレートサイトで概要を把握してもらい、興味を持ってもらい、詳細はサービスサイトを確認してください、といったように誘導するのが一般的な方法です。
4:取り扱い商品
コーポレートサイトには、どのような商品を取り扱っているのか「取り扱い商品」を掲載します。
どんな商品を販売しているのかその概要を掲載します。
コーポレートサイトには「決済機能」を設けることはせず、決済は必ず別のECサイトまたは別のページで行うようにしてください。
その場合はサービスサイトと同様にコーポレートサイトで興味を持ってもらいECサイトへのリンクを張り、誘導していきます。
5:個人情報保護方針
近年、個人情報に対する企業のコンプライアンスの重要性が高まっています。
そのため個人情報保護方針(プライバシーポリシー)は必ず記載するようにしてください。
個人情報保護方針(プライバシーポリシー)は一般的には、コーポレートサイトを訪問したユーザーがいつでも目にできるわかりやすい位置に記載することが好ましく、一般的にはホームページ最下部(フッター)に設置します。
個人情報保護方針(プライバシーポリシー)は会社の信頼性を高めるために必要な情報の一つだと思ってください。
ちなみに個人情報の保護に関する法律では下記のように定められています。
(個人情報取扱事業者による苦情の処理)
(引用:e-GOV「個人情報の保護に関する法律(平成十五年法律第五十七号)」)
第四十条 個人情報取扱事業者は、個人情報の取扱いに関する苦情の適切かつ迅速な処理に努めなければならない。
2 個人情報取扱事業者は、前項の目的を達成するために必要な体制の整備に努めなければならない。
6:ニュース
自社に関する「最新情報」がわかるページも必ずコーポレートサイトには掲載します。
常に最新情報がわかるように時系列で並べることが一般的です。
コーポレートサイトに掲載する内容は、タイトルを含めSEOなどは意識せずに訪問するユーザーにとってわかりやすいものとなるようにします。
7:お問合せフォーム
企業とコンタクトを取りたいなと思ったときに、お問合せができるページ「お問合せフォーム」も必ず設置します。
電話番号やFAX番号とは別に、お問合せ専用のページを作り、フォームから24時間365日問い合わせできるようなものが好ましく、お問合せフォームの有無で、会社に対する安心感や信頼感が大きく変わってきます。
お問合せフォームの項目については
- お名前
- ふりがな
- 会社名(任意)
- 担当部署(任意)
- メールアドレス
- 電話番号(任意)
- お問い合わせ内容
などは最低限項目としてリストに上げておくといいと思います。
なお、複数のサービスを取り扱っている場合は、お問合せフォームは規模に応じてサービスごとに用意することが好ましく、できるだけ迅速に対応できる体制を整えておくことが大切です。
なお、お問い合わせの際に必ず「個人情報の取り扱いについて」のページへのリンクをわかりやすい位置に設置し、同意を得た上で問い合わせしていただけるような体制にしておくことも大事です。
会社の規模や状況に応じてコーポレートサイトに追加する情報
つづいて会社の規模や状況に応じて追加する情報について解説していきます。
1:代表挨拶
2:沿革
3:事業所紹介
4:採用情報
5:IR情報
1:代表挨拶
ケースによっては「代表挨拶」のページを作成し、社長の思いをダイレクトに伝えます。
実は「代表挨拶」はコーポレートサイトで最も閲覧されるページの一つで、会社のトップによる挨拶を通して自社に興味を持ってもらえることは意外に多いです。
それだけ会社のトップは内外部から注目される存在だということになります。
特に何か世の中を騒がせるようなニュースが発表された時には、代表挨拶のページ閲覧数が跳ね上がったりします。
「代表挨拶」のページは文章だけでまとめられることもありますが、会社トップの顔写真と一緒に代表挨拶として掲載するとサイト訪問者に与える印象は良くなる傾向があります(顔写真は必須ではありませんがあるといい程度に思ってください)。
顔出しに抵抗がなければ、代表挨拶では顔写真を使用した方がいいでしょう。
2:沿革
会社の創業期には必要ありませんが、会社を長くやっている場合は、沿革も是非掲載するようにしてください。
どのような過程で会社を設立し、現在の事業を行っているのか、その成長過程がわかるからです。
沿革は「私たちの歩み」「ストーリー」という言葉に置き換えられて、まとめられることも多く、写真やイラストを交えて掲載するとより訪問者に興味を持ってもらいやすくなります。
3:事業所紹介
会社の規模が多くなり、事業所が複数できた場合は「事業所紹介」欄を追加し、事業所別の特徴を記載するとより会社についてわかりやすくなります。
事業所紹介は必須ではありませんが、会社の規模に応じて、コーポレートサイトに掲載する情報としてあると好ましいと思ってください。
4:採用情報
人材を募集する場合「採用情報」もコーポレートサイトに掲載しておくべき情報の一つです。
「採用情報」には最低限、下記の「募集要項」を掲載してください。
- 職種
- 業務内容
- 給与・賞与・諸手当
- 福利厚生
- 勤務地勤務時間
- 契約期間
- 試用期間
- 就業場所
ただし、採用情報は充実させようとすると費用・時間共にかかります。
ですから費用対効果としてみると外部の求人広告サービスを利用した方がいいケースが多いです(会社の規模や知名度にもよります)。
もちろん、コーポレートサイトから求人、採用というケースもありますが、コーポレートサイトからの採用情報に費用と時間をかけるのであれば「求人広告」またはリクルートサイトなどの特設ページを利用した方が費用対効果が高いということも多いです。
コーポレートサイトにおける求人情報はあくまで概要にとどめ、本気で力を入れるのであれば、別途採用特化のリクルートサイトを作り、募集をかけた方がより会社が求めている求職者を採用しやすくなります。
5:IR情報
上場企業の場合は、投資家に向けてIR情報を掲載してください。
投資家に対し、コーポレートサイトを通じて会社の財務状況、業績レポート、決算情報などを掲載していきます。
コーポレートサイトとして好ましいデザインとは
コーポレートサイトを作成するときにどんなデザインにしようか、悩む方も多いですが、それほどデザインが凝ったものにする必要はありません。
業種にもよりますが、一般的なコーポレートサイトでは、デザインに特化するよりも「わかりやすさ」「みやすさ」「使いやすさ」を意識して作る方が良いでしょう。
具体的には下記の2つのことを意識してコーポレートサイトをデザインしていくといいと思います。
1:サイト訪問者が「どんな会社なのか?」「何をしている会社なのか?」すぐにわかるように掲載する
2:サイト訪問者が欲しい情報がわかりやすい位置に適切に配置されている
1:サイト訪問者が「どんな会社なのか?」「何をしている会社なのか?」すぐにわかるように掲載する
コーポレートサイトを訪問したユーザーがパッと見ただけで「どんな会社なのか」わかるようなデザインを意識してください。
感覚的に、そして直感的に説明しなくても、わかるようなコーポレートサイトが好ましいです。
そしてファーストビューと言って訪問者がページを開いた時に(コーポレートサイトをはじめて訪問した時に)目にした情報で、その会社の事業がわかりやすく明確かつ簡潔にまとめられている情報がパッと目にできるような位置にあるとより好ましいと思ってください。
2:サイト訪問者が欲しい情報がわかりやすい位置に適切に配置されている
特別な業種をのぞき一般的な企業では、コーポレートサイトはデザインよりも「わかりやすさ」「使いやすさ」にこだわって作成してください。
デザインに凝りすぎたコーポレートサイトを見ることもありますが、そうしたサイトは得手して知りたい情報や、サイト訪問者が求めている情報がどこにあるのかわからなくなっていることも多いです(情報がごちゃごちゃになっていて自己満足のホームページになってしまっていることが多いです)。
「魅せる」ことも確かに大事なことではあるのですが、それは別途「ブランドサイト」を作成してください。
まとめ
今回はコーポレートサイトってどんなサイトのことを言うのかについて、コーポレートサイトに必要な掲載内容やデザインはどんなものであるのかについて解説してきました。
- コーポレートサイトとは自社の情報を公開するためのホームページの一つである
- コーポレートサイトを作成することは他のどんなWebページよりも大事である
- コーポレートサイトの目的は関係者に向けて「会社のことを知ってもらうこと」にある
- コーポレートサイトはブランドサイトやサービスサイト、ECサイトとは分けて考える
- コーポレートサイトは会社の規模や年数、状況に応じて掲載情報が異なってくる
- コーポレートサイトはデザインよりも「わかりやすさ」「使いやすさ」を意識することが大事
以上、コーポレートサイトを検討している方は参考にしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!